1. はじめに:なぜ「愛の告白」より「お金の確認」が重要なのか
1-1. 3組に1組が離婚する時代に、必要な「未来の設計図」
未来設計パパです。前の記事で、25歳で資産0円からスタートし、27歳で同棲、28歳で結婚・注文住宅購入、33歳で総資産1,000万円突破に至る経緯をお話してきました。結果的にうまくいきましたが、ここまで様々な困難や葛藤がありました。
世の中の3組に1組は離婚しているといわれます。ドラマのような大恋愛があれば、夫婦の絆も深いかもしれませんが、現実はヒーローヒロインばかりではありません。私も至らぬことばかりで自分が嫌になる時も多々あります。それでも少しでも多くの家庭が幸せになるよう、プロポーズ前にパートナーとすり合わせておいた方がいいことをまとめます。
1-2. 離婚原因の裏にある「お金のストレス」
世の中の離婚原因の上位は、表面上「性格の不一致」などとされていますが、その裏には「精神的なストレス」が深く関わっていると私は考えます。
知識を得てお金が安定する方法を知っていれば、うまくいったのに離婚してしまった家庭は本当に多いと思います。私自身の実感としても、生活防衛費が準備出来たり、預金残高を気にしなくなったり、お金が安定したタイミングで精神的にもストレスなく暮らせるようになりました。多くの人がお金がないからこそ、精神的に安定しなく**「浪費・酒・異性」**に逃げてしまうのではないでしょうか。
令和3年の司法統計年報(家事編)によると、離婚の動機は以下の通りです。
離婚の動機(令和3年 司法統計年報より)
| 順位 | 男性からの申立て | 女性からの申立て |
|---|---|---|
| 1位 | 性格が合わない (9,103) | 性格が合わない (15,835) |
| 2位 | 精神的に虐待する (3,252) | 生活費を渡さない (12,040) |
| 3位 | 異性関係 (1,817) | 精神的に虐待する (10,881) |
| 4位 | 浪費する (1,748) | 暴力を振るう (7,711) |
| 5位 | 家族親族と折り合いが悪い (1,668) | 異性関係 (5,362) |
| 6位 | 性的不調和 (1,592) | 浪費する (3,550) |
| 7位 | 同居に応じない (1,338) | 性的不調和 (2,642) |
| 8位 | 暴力を振るう (1,320) | 家庭を捨てて省みない (2,537) |
| 9位 | 生活費を渡さない (738) | 酒を飲みすぎる (2,394) |
| 10位 | 家庭を捨てて省みない (720) | 家族親族と折り合いが悪い (2,332) |
(令和3年 司法統計年報(家事編)より。一部抜粋)
1-3. 未来設計パパのポリシー:「お金の使い方が人生を決定する」
私のポリシーとして、「お金・時間の使い方が人生を決定する」と大切に意識しています。家庭安定のためには、夫婦どちらも自律・自制する事が一番大切です。
プロポーズ前は、この「人生を決定するルール」を話し合う絶好の機会なのです。愛の告白だけでなく、人生の設計図を共有する。それが、お金の不安をなくし、精神的な安定につながり、結果的に離婚リスクを大きく下げることに繋がります。
1-4. この記事でわかること
- 婚約破棄のリスクを避けつつ、結婚前に決めておくべき3つの「お金」のテーマ。
- FIREを目指す夫婦が、幸せな家庭生活を築くための具体的なすり合わせ方。
2. すり合わせるべきテーマ①:【守りの戦略と攻めの戦略】お金の使い方
日常の管理から、将来の大きな出費、そしてFIREへ向けた投資戦略まで、お金の使い方を一致させます。
2-1. 家計管理の基本ルール:管理は「一元化」か「分担」か
- 実体験の共有: 独身時代の資産(借金含む)の公開はどこまで行うか。
- 「未来設計パパ流」の結論: 貯蓄目標と共通費用は「一元化・自動積立」し、残りは「お小遣いとして自由」にするルールを提案します。
- 夫婦で確認すべきこと: 毎月の貯蓄目標額(例:年間100万円)と、各自の自由な余剰資金の管理方法を最低限確認します。あれば使ってしまう人がいる一方で、縛られることが大きなストレスの人もいます。お互いに自律・自制できる方法を確認しましょう!
(独身時代より年間100万円貯金が増えた!同棲・結婚で「お金が貯まる」仕組み)
2-2. 住宅と車への「価値観」と「出費の許容範囲」
- 【重要】理想の住まいと住宅ローンの許容範囲
- 「賃貸派」か「持ち家派(戸建て/マンション)」か。
- 未来設計パパの事例: 4,500万円の住宅ローンを組んでも問題無い「高性能住宅」の経済合理性を提示しつつ、相手がどこまでローンを許容できるかとても重要です。子供ができてからでは、正直やることも多く喧嘩の原因になり、下手するとまともな話し合いもできないこともあります。
- (【プロが解説】住宅ローン控除を最大化する裏技!共働き世帯の借入額シミュレーションと節税必勝法)
- 車の必要性・買い替えサイクル: 車の有無、国産か外車か、何年周期で買い替えるか自分だけではなく相手の意見をよく聞きすり合わせましょう。
- 夫婦で確認すべきこと: 住宅ローンやカーローンを含めた毎月の「住居費・交通費」の最大許容額。
(【新車3年間タダ?】シエンタを最安で手に入れた総額317万円の最強交渉術:FIRE加速の「3年周期買い替え」戦略)
2-3. 投資とギャンブルの境界線:「どこまでリスクを取るか」
- 投資方針の明確化:
- 夫婦で共通のNISA口座(S&P500など)で保守的に積立を行う。
- 未来設計パパのレバレッジETFのような「攻めの投資」は、全資産の何%までと制限を設ける。
- 夫婦で確認すべきこと: 投資の経済的な合理性を確認する。知識がないとギャンブルと変わりません。リスクを取るのではなく、世界経済は成長し続けます。時間を味方に合理的な投資を長期間で行います。
(【投資初心者向け】NISA・iDeCoで始める「失敗しない資産形成」の基礎ステップ)
3. すり合わせるべきテーマ②:【家庭の幸福度を左右する】時間の使い方
「時間」は人生の最も重要な有限資産です。お互いの時間に対する優先順位を共有します。
3-1. 家族の時間をどこまでとるか
- 共通認識の確立: 家族が一緒に過ごす時間を最優先にし、個人の時間や仕事の時間を優先するか。
- 具体的なルール設定:
- 週に何回は家族で夕食をとるか、休日は月に何回「家族サービスデー」を設定するか。
- 子どもが生まれた後の育児・家事分担の時間配分(どちらが朝の準備を担い、どちらが夜の寝かしつけを担うかなど)。
- 未来設計パパのおすすめ:育児・家事どちらも相手に依存していては、夫婦どちらかに何かあった時に何もできません。基本的に何でもできる状態から、分担をしましょう!
- (【実録1】出産準備は完璧だったはずが…帝王切開で妻を襲った想定外の産後トラブル)
- 夫婦で確認すべきこと: パートナーが「これは一緒に過ごしたい」と思っている時間やイベントは何か。お互いの本当にやりたいことは、早いうちから伝えましょう。
3-2. 将来的にやりたいことへの時間
- 個人の目標と家庭とのバランス: お互いのキャリアや自己成長、副業に充てる時間をどう確保し、理解し合うか。
- 未来設計パパの事例: 一級建築士などの資格勉強やブログ執筆といった自己投資の時間を設ける際、「この時間は未来の家庭資産を増やすための投資」としてパートナーの理解を得る。
- 夫婦で確認すべきこと: 毎日のうち「完全に自由に使える時間」を何時間確保したいか、その自由時間を何に使うか(仕事、趣味、睡眠)。
4. すり合わせるべきテーマ③:【未来の家族設計】「子どもと教育費」のロードマップ
子どもの教育費は人生最大の出費の一つであり、その認識のズレは将来大きな金銭的・精神的負担になります。
4-1. 子どもの人数と教育方針
- 人数の希望: 子どもの希望人数を明確にする。
- 教育方針: 習い事の数、中学受験・私立進学の意向など、教育費に関する認識を一致させる。
- 未来設計パパの事例: 妻の緊急入院とワンオペ育児の実体験から、**教育費だけでなく「万が一のリスク」**に備える重要性を共有する。
(【実録】妻の緊急入院で痛感!生活防衛資金を150万円~400万円に設定した理由)
4-2. 親の援助と介護の考え方
- 親への金銭的援助: 結婚・出産時の親からの援助の有無と、将来的な親の介護費用や同居の可能性について話し合う。
5. まとめ:「プロポーズ前」の会話が「未来の設計図」になる
- 結論: 結婚前に数字と目標を共有する時間は、最高の未来設計であること。
- 読者への行動喚起: プロポーズのシチュエーションだけでなく、「この3つのテーマ」を話し合う場を設けましょう。
- 次回予告: 【現実公開】結婚からのライフイベント(出産・マイホーム)で必要になるリアル予算と貯め方ついて解説します。


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