【生後1ヶ月】ワンオペパパが教える「魔の3週間(夜泣き)」と「睡眠時間確保術」対策(ノウハウ)

子育て

未来設計パパです。当ブログでは、**【プロの視点×FIRE】を軸に、「家族防衛・最コスパ戦術」**をテーマに情報発信しています。

33歳の未来設計パパです。今回は、私にとって最も切実な実体験であり、ブログを立ち上げるきっかけともなった**「妻の緊急入院による壮絶なワンオペ育児」の記録から、最も過酷だった生後1ヶ月の「魔の3週間」**についてお話しします。

家族の未来を守る」という設計図は一瞬で白紙になりましたが、娘が生後3週間を迎える頃、ワンオペ育児の最大の壁であった**「魔の3週間(黄昏泣き)」**が始まったのです。

本記事では、テレワークをしながら24時間ワンオペを経験した私が実践した、**親の睡眠時間と精神状態を守るための具体的な「対策と道具」**を公開します。


1. 緊急事態の発生:魔の3週間と「黄昏泣き」の現実

1-1. 産院の助産師さんの言葉と「頼れる人」の確保

妻の入院が突如決まり、私はわずか5日間で無理矢理、担当業務をテレワークでも可能なところまで片付け、新生児のお世話を行ってきました。

当初、産院の助産師さんからは「テレワークしながら、24時間ワンオペなんて無理ですから奥さんのお母様に頼ってください!」と厳しく言われました。もちろん、最低限頼るつもりでしたが、妻のお義母さんにも仕事があります。パートをしており、15時には一時的に交代でき、お義父さんもテレワークにて一緒に来れる環境でした。

1-2. 慌ただしい日中のタスクと魔の時間帯

さて、この交代の時間(15-17時頃)に、私は以下のタスクをこなす必要がありました。妻の入院関係手続きや、妻の洗濯物などのやりとりもしなければなりません。ついでに娘のお世話道具の買い出しを行い、交代してすぐ自分のご飯も作らなければなりません

そんな慌ただしい日中を終え、私の簡単な夜ご飯を18時食べ始める頃、ついに**「黄昏泣き」**が始まりました。

1-3. 「黄昏泣き」とは何か?

生後3週間頃から約1ヶ月間、赤ちゃんが夕方(黄昏時)から夜にかけて理由もなく激しく泣き続ける現象です。お腹が空いているわけでも、オムツが汚れているわけでもなく、ただただ泣き続けます。


2. ワンオペパパが実践した「睡眠時間確保」の最コスパ戦術

黄昏泣きの時間帯を乗り切り、親の睡眠時間を死守するために、私が実践した戦術と、頼るべき道具を紹介します。

2-1. 【最重要】「抱き方」より「タイミング」

夜の泣きに対応する上で、最も重要なのは**「ミルク後の寝かせつけのタイミング」**です。

  • 戦術:ミルク後が、一番深く寝入りやすい。 お腹が満たされると同時に眠気が出るため、このタイミングを逃さずに深く眠りにつかせることだけに全集中します。
  • リスク回避:浅い眠りで置くと再び大泣きリスクあり。 ベッドに置いた瞬間に泣き出す「背中スイッチ」を避けるため、赤ちゃんが完全に脱力し、深い眠りに入ったことを確認してからそっとベッドに置くようにしてください。

2-2. 道具に頼る「抱っこ寝かせつけ」

抱っこで寝かせつけるのは、体力的に非常に消耗します。日中のテレワークや家事を抱えるワンオペパパにとって、これは最もきつい作業です。私は途中から抱っこは、なるべく控えるようシフトしました。

  • 戦術:コニーの抱っこ紐など道具に頼る。 家の中での寝かしつけは、コニーやベビービョルンのような密着性の高い抱っこ紐を使うことで、親の体力の消耗を最小限に抑えます。抱っこ紐に入れたまま、パソコン作業や軽い家事を行うことで、親の活動時間も確保できます。多少暑くなってしまうかもしれませんが、その分すぐ寝入ります。寝たらなるべく早めに体温コントロールしてあげてください。

2-3. 「モロー反射」を防ぐ寝具の採用

新生児は、ふとした刺激で手足がビクッと動く**「モロー反射」**で、せっかく寝付いたのに起きてしまうことが頻繁にあります。これを防ぐことが、親の睡眠時間確保に直結します。

  • 戦術:寝包み(スワドルアップ等)は、絶対おすすめ! 手足を適度に固定する**「おくるみ」や、コウモリのような形状の「スワドルアップ」は、モロー反射による寝起きを劇的に減らしてくれます。これは、ワンオペパパが夜間連続した睡眠時間を確保する**ための、最も投資対効果(コスパ)が高い育児グッズでした。1~2時間は確実に睡眠増えます!普段深夜0時に寝たとして3時には、ミルクで起きていたところ、5~6時まで睡眠時間が延び、即効性もあります!!

3. 極限状態での戦術崩壊と、助産師さんの変化

この次期の私は、基本テレワークしながら、3時間毎のミルク〜寝かしつけを行い、育児を交代して上のタスク、1日あっという間に終えてから、18時〜24時は「黄昏泣き・夜泣き」で泣き続けている状態に対応し、まさに限界ギリギリでした。

3-1. 怒鳴ってしまった「夜泣きの壁」

魔の3週間の始まりから、4日目あたりまでは、道具に頼らず頑張っていました。

18時のミルク後は泣き続けるので寝かせられないため、21時のミルク後こそ絶対寝かしつけることを目標としましたが、現実は厳しく、21時のミルクでも寝かしつけられず、24時まで抱っこし続けることも多くありました。

  • 「なんで寝ないんだよ!いい加減にしろ!明日も仕事あるんだよ!!」

ストレスで怒鳴ってしまうこともありました。感情的になっても解決しないことは、十分理解しているのですが、感情コントロールできず、今思うと崩壊ギリギリだったと思います。

3-2. 助産師さんの態度が変化した瞬間

どうにもならなくなった24時ギリギリ、産院の助産師さんに泣きつくように電話しました。

この時、助産師さんの態度は、初期の「育児はそんなに甘くない!」という厳しい言葉から変わっていました。妻の病状が長期化し、病院側にも妻の現状に対する責任の一端があるからか、私に対してこう言ってくれたのです。

  • 「いつでも電話かけていいし、頼っていいよ」

この言葉は、極限の私にとって大きな救いとなりました。

3-3. 疲労のピークで発見した「最強の寝かしつけ術」

そんな時、電話を落ち着いた口調で話し、私自身も相談で気が紛れていると、なんと娘がしっかり寝ているのです!びっくりするほど、簡単に寝るのです!!これまでの苦労が嘘だったように、安心している娘の姿に涙がこぼれたことを今でも鮮明に思い出します。その前夜も、泣き続ける娘と共に「少しだけ休ませて」と倒れるように二人で寝てしまった事もありました。

今思うと、これは親のストレスが抜け、落ち着いた声や鼓動を娘が感じ取っているのでしょう。

この経験から、頑張りすぎは最大のムダだと悟りました。親の疲労は伝染します。親が倒れないための**「家族防衛」**こそが最優先です。

  • 絶対に頑張りすぎない、道具に頼る事をお勧めします!

次回は、皆さん気になっている妻の容態についてお話しします。パパのワンオペの最中、妻も回復に向けて必死に戦っている姿、離れていてもつながる家族の絆について【特別編1:妻の容態】10円玉が繋いだ家族の絆:妻の精神科入院と、孤独なワンオペパパが見た希望の光 、是非ご覧ください。

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