【固定費削減の裏ワザ】ネット回線をコスパ良く選び、スムーズに切り替える手順と注意点

節約・お金の実録

導入文:スマホの次はネット回線!年間数万円を掘り起こす「固定費ダイエット」

未来設計パパです。前回の記事で、スマホ代の削減が35年で665万円を生み出す最強のFIRE戦略であることをお話ししました。この固定費削減の「ダイエット」は、自宅のインターネット回線を見直すことで、さらに加速します。

多くの方が「契約が面倒」「速度が変わるのが怖い」という理由で、高額な古い契約を放置していますが、これは年間数万円を見過ごしています。正直、格安SIMと違って2年毎にネット回線を乗り換えるのは面倒だと思います。一昔前の携帯キャリアと同じように2年毎乗り換えていたことを思い出します。ですが、十分にやる価値はあります

私は過去に、ソフトバンク光、楽天光、NURO光をそれぞれ妻の分と合わせて2回ずつ変更してきました。楽天光に関しては、面倒な工事等もなく完全に1年無料を2回で使わせていただきました。

最近多いキャンペーンは、2年間でキャッシュバック7~10万、利用3~6月分割引、乗換特典(他社契約解除手数料負担)、実質工事費無料などがあります。これらの合計で10万以上の価値はあります。

では、面倒な手続きはというと、ほとんどがネットで済みます。工事の立ち合いだけ2~3時間拘束されますが、それだけで10万以上です!ネット会社の選択比較、Web申込、工事立会、すべて合わせても6時間程度で終わるでしょう。

時給換算にすると16,000円越えです!

医者・弁護士でも中々届かないこの時給は、FIREを目指す私たちにとって見過ごせません(私の本業なんて2,000円にもいきません……)。私も毎回面倒だと思いますが、こうして時給換算し、結局乗り換えてきて、まったく後悔はないです!

本記事では、このFIRE達成を加速させる最速の固定費削減術として、私が実践した**「品質を落とさず最安でネット回線を選ぶ裏ワザ」**と、サービスが途切れないようスムーズに切り替える全手順を解説します。


1. なぜネット回線はこんなに高いのか?:見直しで削減できるカラクリ

理由①:光回線は「キャンペーン価格」が崩壊する

ネット回線は、契約時のキャッシュバックや初月割引が非常に豪華です。しかし、これらの特典は契約期間が過ぎると消滅し、気がつくと毎月7,000円を超える高額な料金を払い続けているケースが多くあります。

  • 裏ワザの視点: ネット回線は、**「2〜3年周期でプロバイダを乗り換える」**のが最もコスパが良い戦略です。

理由②:払う必要のない「オプション費用」

大手キャリア系のプロバイダは、不要なオプション(光電話、セキュリティサービス、リモートサポートなど)を初期契約時に抱き合わせる傾向があります。

  • FIREの視点: 使うかどうかわからないサービスに月数百円払うのは、FIRE資金の積み立てにブレーキをかける行為です。純粋なインターネット接続費のみを比較対象としましょう。

理由③:「独自回線」 vs 「光コラボ」の構造的価格差

NTTフレッツの回線を利用する**「光コラボ」は、価格競争が激しく割安な傾向があります。一方、AUひかりやNURO光などの「独自回線」**は、速度面で有利ですが、エリアが限定的で価格も高めです。

  • 判断の基準: あなたの用途が「大容量ファイルのやり取り」か「一般的な利用」かで、どちらを選ぶべきか明確な判断ができます。

2. コスパ良く選ぶための3つの判断基準

ネット回線を選ぶ際、価格競争に踊らされないための、確かな基準を設けましょう。

基準①:回線速度は「最大値」より「安定性(Ping値)」を重視

多くのCMで「最大1Gbps」といった数字が謳われますが、実際の体感速度は、速度の**「安定性(Ping値の低さ)」**で決まります。

  • 重要な視点: 速度が瞬間的に速いことよりも、家族が同時に利用したり、重要なオンライン会議をしたりする際に、常時安定していることが重要です。口コミなどで時間帯による速度の変動が少ないプロバイダを選びましょう。

基準②:「スマホとのセット割」が固定費全体で最安か?

スマホ代を格安SIMに乗り換えるのが正攻法ですが、ドコモ、au、ソフトバンクなどの回線を選んだ場合、家族全員のスマホ代とセットで割引が適用されるケースがあります。

  • チェックポイント: 格安SIM代 + ネット代の合計と、大手キャリア + ネット代の「セット割」の合計を比較し、固定費全体で最も安くなる方を選びましょう。

基準③:契約期間と違約金の「出口戦略」を持つ

ほとんどのネット回線は、2〜3年の契約期間が設定されています。契約期間外の解約には、高額な違約金が発生します。

  • 裏ワザ戦略: 契約前に、**「契約更新月」をカレンダーに登録しましょう。この期間を狙って乗り換えるか、あるいは乗り換え先のプロバイダが「違約金を負担してくれるキャンペーン」**を利用しましょう。

3. サービスを途切れさせない!スムーズな切り替え全手順と注意点

ネット回線の切り替えで最も避けたいのは、**インターネットが使えない「空白期間」**が発生することです。特に在宅で仕事やブログ運営をしている場合、致命的な損失になりかねません。

STEP 1:新規契約と工事日の確定(絶対先に解約しない)

新しいプロバイダに申し込み、開通工事の予約を行います。

  • 最重要注意点: この時点では、絶対に現在の回線の解約手続きをしてはいけません。 ネットが使えない期間ができてしまいます。

STEP 2:【光コラボ限定】事業者変更承諾番号の取得

NTTフレッツ光系のプロバイダ(光コラボ)から、別の光コラボに乗り換える場合のみ、現在のプロバイダから**「事業者変更承諾番号」**を取得します。

  • メリット: この番号を使うことで、物理的な工事が不要になり、手続きだけで切り替えが完了するため、最短でスムーズに乗り換えられます。

STEP 3:開通工事と旧回線の撤去(必要な場合)

新しい回線の工事担当者が自宅に来て作業を行います。

  • 工事完了後: 新しい回線でPCやスマートフォンが問題なく接続できるか、必ずその場で確認してください。
  • 旧回線の撤去: 必要に応じて、古い光ファイバーケーブルの撤去工事(別途費用が発生する場合あり)を行います。

STEP 4:旧回線の解約手続きとレンタル機器の返却

新しい回線が完全に機能していることを確認できた後、初めて古いプロバイダに解約の連絡をします。

  • 解約のタイミング: 新しい回線の開通日以降、最も違約金がかからないタイミング(契約更新月など)を見計らって連絡しましょう。
  • 返却物: レンタルしていたモデムやルーターは、指示に従って速やかに返却しましょう。

【結論:削減した資金は未来設計へ】

固定費の削減は、専門的な知識も特別な才能も不要です。**「知って、行動するだけ」で、毎月の固定費を自動で「未来への投資資金」**に変換できる、最も簡単で強力なFIRE戦略です。

固定費削減はこれで終わりではありません。次にあなたが知るべきは、保険の削減戦略です。

次回の記事では、あなたのFIRE達成をさらに加速させる**「いらない保険」本を読んだ結果:結婚前に解約・見直しした保険と加入した保障**を、実体験に基づいて徹底解説します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました